Java World Day 2005

行ってきました、Java World Day 2005。
今日は生ロッド・ジョンソンを見た興奮で眠れそうにありません。
Expert One-on-One J2EE Development without EJB (Expert One-On-One)
あ、ロッド・ジョンソンさすがにオーストラリアの人ですね。
AOP」「API」は「あいおーぴー」「あいぴーあい」になるんですね。一瞬混乱しました。
何か「JUnit」も「じゃいゆにっと」と言ってたような気も。
さて、ロッド・ジョンソンの基調講演と浅海智晴先生の公演はシンクロ率が高く、納得性の高いものでした。


曰く、
オフショア開発の台頭を受けて、これからの技術者(特にアーキテクト)に求められるスキル・役割等が変化
していく。
自動生成できるレベルのコードを生成して口に糊している人は今後否応なく淘汰されていってしまう、と。
アーキテクトと呼ばれる(呼ばれたい)人は、
モデリング
プロジェクト推進
実装
最新技術
システム事例
の全領域に通じ、
基幹レベルのシステムの開発経験をふんだんに持ち、
さらに高いコミュニケーション能力・コーチング能力等でメンバーを引っ張っていかなければならない。
IBMの長島哲也氏のような感じでしょうか。
また、浅海先生の講演の終わりに投げられた神質問によって、ロッド・ジョンソンの公演の中身までより
一層理解が深まるといううれしいおまけもありました。


Q:「実装作業はオフショア開発メインで」というのと「アジャイルアプローチによる開発」は矛盾しないのか?
A:インフラ部分の開発を少数精鋭チームがアジャイルスタイルで構築、そのアーキテクチャ・インターフェ
ースの規定に従いアプリケーション部分をオフショアで大量生産することにより、両者は併存可能であり、
矛盾しない。


質問力も素晴らしければ答えも素晴らしい。あの場にいた全員の「かしこさ」が1アップした気がします。
質問した方に感謝。